決断

2005年5月11日 恋愛
その時なんだ。

そう。

もう、私は貴方の行為を許しはしない。

痛み止め。

2005年5月10日 恋愛
あるならください。

愛は何処?

2005年5月10日 恋愛
これで終わりだと何度口にしただろう?

終わりなんて何時になっても見えてこない。

何かの答えが出てやっと時間が元に戻ると想っても

また繰り返すことばかりで

終わらない。

感情が縺れたまま結び目は解かれない。
サイトウは帰り、彼も私を家まで送ってくれた。

駅まででもいいよ?

まるで、一週間前と同じ台詞そのままの私。

んーそう考えたけど、心配だから家まで送るよ。

彼は普通に答えていた。

家の近くに車を止めて、
さて帰らなくちゃとなった。

私は離れるのが嫌で「最後だからほんの少し抱きしめて」と言ってしまった。
彼は「いいよ」と言って笑った。

ぎゅっと抱きしめてもらうと、
付き合っていた頃を何度も思い出してしまう。

彼は私を抱きしめながら、カオリへの想いを何度も口にした。
私はずっとその腕にもたれながらうんうんと訊いていた。

大好きなんだ。
自分への言葉のように錯覚してしまうぐらい腕は暖かだった。

暫くして彼は言った。

俺の最後の我侭訊いてくれる?
うん?
キス…していい?

私が望んでいた事だった。
望んでいても言えなかった言葉だった。

嬉しかった。
駄目だと解っていながら口は

うん

と答えていた。

それから帰るまで、何度も唇を重ねた。
いけない事だと解っていながら、何度も何度も。

彼の気持ちは私の方にはもうないのだとと知りながらも。
何度も。

幸せとは言えないけれど、とても安心出来た。
何故だろう?

何故だろう?
罪悪感は薄れてしまいそうだった。

カオリが彼を奪ったように、
私はしてはいけない事をしているのに。

愛してる。
葬ると決めた言葉。
言わずに居れなかった。

彼はありがとうと言った。
四ヶ月ありがとうと。

ありがとうと言い合った。

互いの胸に手を置き、
此処に大切な人として残ってるからねと言い合った。

帰り際、彼は私に手を振って、私も手を振った。
六日目の夜、三人に手紙を書いた。
気がつくと夜中の一時半。
急いで手紙を片付け、髪の毛を乾かし就寝。

七日目の朝、学校に着いて授業中に手紙を清書。
授業が終わると私は駅に向かった。

今日は四人での話し合い。
カオリの答えが出る。

駅に着いて彼の車に乗り込み約束していた場所まで車を走らせた。
彼とはその間に色んな話をした。

今日答えが出る事。
朝の事。
車の事。
これからの事。

まるで、付き合っていた頃のように
笑い合いながら話をしていた。

とても幸せに感じた。

待ち合わせ場所についてから、
お互いのネックレスを返した。

それと彼のお母さんからというので、プレゼントをもらった。
可愛いマグカップとハンカチだった。

しばらくしてカオリが到着。
その後、サイトウが来た。

カオリの答え…それは、彼をとるだった。
私はそれを受け止めて彼女を抱きしめた。

解ったよ。大丈夫。
泣かないで。

===

四人ともこれからも仲良くしようという事で、
お昼をお寿司屋さんで食べた。

サイトウは二人を認めたけれど、
苦しそうにしていた。
私は認めるしかないと、
二人の姿を見つめていた。

普通にしてなきゃ。
もう大丈夫だって思わせなきゃ。

でなきゃ、またみんな泣いてしまう。

===

夕方、ゲーセンに行くも、サイトウは
やはり苦しそうでカオリが傍にいた。

彼もふらふらとしていて、
私が傍にいた。

必然性などないのに、
必然性があるような行動。

サイトウはカオリの傍にいると、
少しだけ笑顔になっていた。

彼は彼の横顔は、
なんとも言えぬ顔をしていた。

三人とも少しでも眼を離すと、
何処かへ行ってしまいそうだった。

===

一時間か二時間ほど経ったあと、
カオリの迎えがきてカオリは帰った。

サイトウは「俺、帰る」と言い放ち、
私の制止を振り切り車に乗った。

サイトウ!
俺やっぱあいつと友達に戻る気しない。
ちょっ…おいッ待てってば!

私の言葉を訊かずに車を発進させ帰ってしまった。

私と彼だけが残った。

===

ここ数日ご飯をほとんど食べていなかったせいか、
気持ち悪くしてしまった。

少し落ち着いてから帰ろうと彼に言われ、
車で大人しく休んでいると、サイトウから彼に電話がきた。

何を言われているのか、彼は黙ったままだった。
彼が私にケータイを差し出す直前聴こえたのは

カオリと別れろよ!

だった。

彼から私に電話が代わり、サイトウは私にも怒りをぶつけた。

お前はあいつとまだ四ヶ月しか付き合ってねーだろうけど、
こっちは一年以上付き合ってるんだよ!
お前と違うんだよ!
気持ちの重さが違うんだよ!

私だって認めたくなかった。
でも認めなきゃまた誰かが苦しむ。
そんなのは嫌だった。
この選択がどれだけ間違ってるかなんて
痛いほど解っていた。

でも他の選択なんて考えるほど余裕なんてなかった。

===

彼が姿を消し、動揺した私はカオリを電話で呼びつけた。
彼はすぐに見つかったけれど、崩れ落ち

「サイトウにもォ会うの怖ぇーよ…」

泣いていた。

カオリがきてからすぐにカオリの母親から電話があり、
私が電話にでた。

母親は言った。

あの子のもう一人の彼氏?
いるんでしょう?
その人に言っておいてくれない。
もう暫くはカオリには会わせないって。
それとすぐにあの子うちに帰してくれない?
お願いしますよ?
あまり遅いと家に入れられませんから。

私はそのままカオリに伝え、
カオリも彼も泣いていた。

二人が抱き合うのを目の前にして
私は、自分でも驚くほど冷静に言った。

とにかく今はカオリが帰る事が大事だよ。
家に入れなかったらどうするの?
野宿する?それともヨシ(彼)の家に行く?

カオリは首を横に振った。

抱きしめ合い、手を繋ぎあう二人を見て、
自分が何を考えていたかなんて今では解らない。

===

カオリを家まで彼と送り、
二人でまたサイトウの元へと行った。

サイトウに言われた場所まで行き到着すると、
また私は気持ちが悪くなって座り込んでしまった。

サイトウは言った。

さっきは色々言ってごめん。
俺さ、お前とは絶交するとかカオリと別れろとか言ったけど、
やっぱ友達はなくしたくないし…

だから、だからな?
一度みんな冷静になろうぜ。

===

結局はこういう事だった。
夏まで彼とカオリは連絡をさせないようにして、
彼のケータイに残っているカオリのメルアドと電話番号、
今までしていたメール、着歴、リダイアルを全て消す。

夏までは約二、三ヶ月。
その間にサイトウは仕事と学校に専念する。
彼も仕事に集中してもらう。
わたしは学校と就職活動に。
カオリも学校に。

夏になったらサイトウから彼にカオリのアドを教える。
それまでの間に冷静になろうと…。

サイトウは最後に言った。

俺はもうカオリの元に戻ろうとも思わない。
だからこの期間だけは我慢してくれ。
約束してくれ。

手を繋ぎ男二人の約束を交わした。

===

カオリには私から電話で言った。
彼女は泣いていた。
私は繰り返した。

たった二ヶ月なのだから。

私は自分が解らなくなりそうだった。
冷静すぎる自分が可笑しくてたまらなかった。

話が終わり、電話をサイトウと彼に代わってあげた。
私は夜空の星を数えていた。

一週間前と同じ星が輝いていた。

===

帰る少し前、サイトウと彼が心配をしてくれて、
その場でもう少し休む事になった。

フラフラした私の肩を抱いたのは彼だった。
椅子に座ってから彼の話を訊きながら、
私は彼の足に手を置いていた。

サイトウはその姿がとても不思議に見えたそうだ。

それはそうだろう。
彼は私が顔を近づけて話を訊く事も、
何処に手を置いていようとも、拒絶は一切なかったのだから。

===

最後になって。

2005年5月6日 恋愛
六日目の夜です。

今まで、三人に強気に言っていた部分があったせいで、学校に行ったら疲れてしまった。

友達に話しを訊いてもらったあと、二時間目まで保健室のベットでゴロゴロ。
何度涙を流しても、枯れてくれない。

友達に話しをしたせいで、初めに感じた「なんでカオリなんだろう?」という想いがまた溢れて苦しさが倍増した。

カオリには「もうつかれた」と送ってしまった。
返事は「大丈夫」だった。

「もうやだ」

それ以上返事は無かった。

家に帰り、夕飯を食べた。
どうしても食欲がなくて、豆腐とキムチ鍋のお肉を一切れ食べただけだ。
母はあまりにも食べない私に腹をたて(心配され)、イライラして

お母さんには解らないよ

ああ解らないね

部屋に戻ってサイトウに電話をした。

いつになったら終わるの?
もう嫌だよ
なんで私がお母さんに怒られなきゃならないの?
みんな「待て」っていう
みんな「大丈夫」っていう
もう待てないよ
もう大丈夫じゃないよ

逆流して戻ってきた想いをぶつけてしまった。

私だって待てって言った
私だって大丈夫って言った

ずるいのは私も同じだ
かやの外で三人の答えを待ち続けて震えてる自分は可笑しい。

私はもう関係ないのに。
三人の問題なのに。

自分の掌をGペンで何度刺してやろうかと思った。
自己嫌悪。

あれほど自分を傷つけるなと言われているのにそんな事を考える自分が嫌い。

友達に言われたのは

「カオリはどっちをとっても続かないと思うよ?」
だからなんだろう?

あんな贅沢な悩みを抱えて苦しんでるなんてずるい。

もう大丈夫と言いながら救急車に運ばれてるサイトウもずるい。

もう俺は待つだけなんだとカオリの事ばかり話す彼もずるい。

強気で笑って壊れそうになると感情を振りかざす自分もずるい。

みんなずるいよ。
みんなミンナ皆ずるいよ。

お願い。早く終わって。
もう他に望むものなんてないから、早く終わって欲しい。

お願い。ずるさで身体を固めて
互いが凶器になるのは嫌だ。

もう死を口にされるのもするのも嫌だ。
もう苦を口にされるのもするのも嫌だ。
もう涙を流されたり流したりするのも嫌だ。

出口を早く見つけたい。
明日で七日、一週間が経つ。
ゆっくりと解れていくようでうまくいかない。

あれから、もう五日経ちます。

私は彼と友達という関係になる事に決めました。
こんな事をされても傍にいたいと想うのは多分あってはいけない事だと思う。
一緒にいても、好きな気持ちは消えないかもしれない。

でも、この事で本当に全てを失うぐらいなら
これぐらいしても罰は受けないと…

思う、思いたい。

カオリはまだサイトウと彼のドッチをとるのか悩んでる。

カオリとも友達としてやっていくつもりです。
カオリがどっちの選択をしても、ね。

私は馬鹿かもしれない。

でも、やっぱり失うのは嫌だから。
辛くなったら誰かに話しを訊いて貰えば大丈夫だし。

サイトウは、絞殺行為を止めてくれない。
紐を首に下げて手は抱き枕を抱いて、自分なりに必死だ。

時々、もう私じゃ止められないと思い、
オロオロして、何も出来なくなりそうになる。

ぐるぐると回転する想い、
サイトウと彼はどこかで嘘をついているみたいで、
カオリも私も解らなくなる。

カオリが大事なら嘘をつかないで。
私に悪いと想うなら嘘をつかないで。

証拠もないまま今日も夜がきてしまった。

明日からはカオリも私もサイトウも学校だ。

明日で六日目になる。

三食ご飯。

2005年5月4日 日常
朝パイナップルを何切れか食べた。

昼お蕎麦を少々。

夕ご飯を三口。

就職活動休止中。

ねえ、彼の事をまだ好きだと想う私は馬鹿かな?
ねえ、カオリの事をずっと好きだと言って死にたいと泣くサイトウはどうすればいいんだろう?

ねえ、結論ってカオリが握ってるんだよね?
ねえ、幸せになりたいの。
ねえ、彼と私を引き剥がさないで欲しいの。
ねえ、サイトウを死なせたくないの。
ねえ、これは自分勝手かな?

ねえ、カオリ。
ねえ、みんな苦しいの。
ねえ、みんな怖いの。
ねえ、いつになったら結論が出てくるの?
ねえ、あなた達ふたりだけ幸せになるの?

ねえ、よっちゃん。
ねえ、私はどうすればいい?
ねえ、カオリが大事なの?
ねえ、サイトウとカオリが別れたら私達どうなるの?
ねえ、私壊れそうだよ。

ねえ、サイトウ。
ねえ、お願い死なないで。
ねえ、カオリはきっと戻ってくるよ。
ねえ、逃げないでよ残された私はどうすればいいの?
ねえ、限界だって呟いて苦しまないで。

ねえ?

こんなに一日が長いなんて
こんなに夜が長いなんて
知らなかった
知らなかった

ねえ?

私は我侭かな?サイトウは我侭かな?
彼はどうするんだろう?カオリはどうするんだろう?

ねえ?

死にそうなぐらい苦しいのってそうそうないよね

biscoへ

2005年5月4日
秘密日記なのです。

夜へと続く道

2005年5月4日 恋愛
ねじれた心を解くような作業がずっと続いている。

昨日体重を量ると3kgほど落ちていた。
正確には2.5kgぐらいかな?

母は「なんで体重減らしたくないあんたが痩せて私は痩せないの?」と笑っていた。

夜、サイトウから電話があった。
電話に出るとずっと私の名前を呼びながら泣いている。

嘔吐もしていた。

少しずつでも確かに湧き上がってきたもの、怒りだった。
サイトウをこんなにしたのはあの二人だ。

震えが止まらなかった。
サイトウをなだめてから電話を切り、彼に電話した。

「サイトウに何言ったの!?」

何を言ったの、ねえ、何を言ったの…

この三日間得たものをあげれば何があるのだろう?
結局は四人とも全てを失った。

得たものなんて何もなかった。
失い壊れて修復も困難で苦しさと涙しかない。

彼から話を訊くと、サイトウは彼に電話で

サイトウ「お前から言うの辛いと思うけど…カオリと離れるようカオリに言ってくれ」
彼「解ったよ」

そう言ったのだそうだ。
彼はサイトウと電話を切ったあとカオリに電話をし、サイトウから言われた事を伝えた。

カオリはただ「解った」と答えたそうだ。
彼は訊いた。

「カオリちゃん俺の事好き?」
「好き」
「じゃあサイトウは?」
カオリは答えなかったそうだ。

私はそんな話を訊いて怒りが収まらず、

何それ?
好きなのに別れるの?
そんな中途半端な気持ちで浮気してたの?
サイトウを傷つけて
カオリがサイトウの元に戻ってきてあいつは
幸せになれると思うの?
全部壊したのにハイじゃあ戻りましょうで戻れるの?
こうなるなら初めからこんな事しなきゃよかったんじゃないの?

もう嫌われても仕方ないぐらいの勢いだった。
私は彼が好きだし、出来れば嫌われたくないけれど、
それほど怒りが私を支配してた。

そのあと、彼と電話を切り、カオリに電話をした。

「カオリ、ょっちゃんと別れたんだって?」
「うん」
「カオリ、一個訊いていい?」
「うん」
「カオリはょっちゃんとサイトウどっちが一番好きなの?」
「…」
私はイライラしていた。

答えろよ!!
答えろよ!!なあ!!??
答えられねぇのかよ!?おいッ!!

答えるッ…答えるよォッ
ぱぱ(サイトウ)が好きだよォ

それが本当か嘘か私には解らない。
でも答えが訊ければもう何も言う事はなかった。

解ったと言って私は電話を切った。
サイトウに電話するとまだ嘔吐を繰り返していた。

苦しいともがいていた。
何度も私の名前を呼んで、何度もごめんと繰り返していた。

怒りと哀しさと辛さと涙と苦しさと痛みと叫びと嘆きと
蟻地獄のようにのみこまれてボロボロだった。

それからカオリと彼とサイトウに交互に電話で話した。
頭の片隅でケータイ料金やばいなーなんてどうしようもない事も考えたりした。

夜中、多くの人が眠りで静まりかえる頃
サイトウからまた電話があった。
少し落ち着いたのか、嘔吐もなく、小さな声で話しをした。

私と電話を切ったあと、彼に電話で話しをし、
その後カオリにも電話で話しをしたそうだ。

サイトウはこんな状況になっても、いやこんな状況だからこそカオリに懇願した。

お願いだからもう一度付き合ってくれ…

カオリは明日(今日)答えを出すと言って電話を切ったそうだ。

サイトウは怖がっていた。
明日本当に連絡はくるのだろうか?
結論をきちんと教えてはくれるのだろうか?
俺はもう一度カオリを抱きしめる事は出来るのだろうか?

震える手でケータイを持ち、私に呟いていた。

ごめんな…
全部俺のせいなんだよな…
全部俺の…

サイトウは自分を責めていた。
悪いのはあの二人なのに。サイトウはただカオリを愛してるだけなのに。

ただ純粋に愛して、抱きしめて一緒にいたいと想い続け…
願い続けているだけなのに…
五月三日、朝ご飯を食べる気になれず、アイスを頬張った。

一日経って色んな事を考えた。

別れた方がいいのだろうか。
死んでしまえたら楽だろうな。
あの二人はどうするのだろうか。
サイトウはどうするのだろうか。

ケータイを観るとサイトウからメールが着ていた。

とても辛そうなメールだった…。
そう思わせたのは「一昨日と昨日は楽しかったよ」という言葉だった。

返事を送ると昼にはメールが返ってきた。
また返すと今度は返事がなかった。

その後、彼に電話をして話をして別れた。

夕飯を済ませ、何をしようか考えているとサイトウからメールがきた。

「今までありがとう」「さようなら」
その言葉で全てを悟った。

死ぬ気だ!

サイトウのケータイに何度電話しても出ない。
カオリに電話しても出ない。
彼に電話しても出ない。

誰でもいいから早くでろ!

誰も出てくれないケータイを手に持って考えた。

そうだ…
急いで財布を取り出し、前サイトウにもらった名刺を手にそこに載っている電話番号に電話した。

結局サイトウはいないと言われ、またケータイにかけようとした時、サイトウから電話があった。
慌てていた私は間違えて電話を切ってしまった。

ヤバイ…!

私の方から電話をしてやっと繋がった。
たくさん、話をした。

サイトウはカオリを今も凄く好きで苦しくて死のうとしていた事。
もう誰も好きになりたくないと思っていた事も、全て。

痛くて苦しくて馬鹿みたいに泣いた。
私は彼が好きなままでサイトウもカオリを愛したままで、出口がなくなりそうだった。

もう何も失いたくない。
今はもうそれだけなんだ。
五月二日、カラオケに行った。
でも昨日の事が頭をグルグルと巡って歌もろくに歌えず、また三人に心配された。
何故か、ょっちゃんに触れられると怖さでいっぱいになった。
心の中で触れるな!と何度思ったか解らない。
誰もいない時には触れられた処を掻き毟った。

夕方、あるお店の屋上の駐車場で私は頭が痛いと嘘をついて車に残ろうとした。
すると彼が「俺も残る」と予想外の答え。

二人っきりになった。
その時、「なんか四人で居ても私だけ透明人間みたい」と私が言うと、彼は泣いた。

暫くして、サイトウとカオリが戻ってきた。
私はカオリと話をして、彼はサイトウと話をした。

色んな…色んな話をした。
途中、カオリと彼、私とサイトウに分かれて話をした。

私はもうどうなってもいいと思い、サイトウに全てをぶちまけた。
彼とカオリが二人で会ってプリクラを撮っていた事。
流産発言をされた事。

苦しくて訳が解らなくなっていた。
カオリと彼がサイトウと私に近づいてきた時
「プリクラの事言ったから、全部言ったから」そう彼に言い放った。
彼は歪んだ顔をして私を見ていた。

そろそろ夜になると言う頃、
彼は言った。
「実は俺とカオリちゃん好き同士なんだ…」
頭の中が真っ白になった。
同時に私の口が「なら別れよう」と口走っていた。
「別れよう。カオリが好きなら別れよう。」

別れよう…

でもそしたらひとみは辛いだろう?
好きでもない人と付き合うょっちゃんの方が辛いでしょう?

ただもうだめだ。と心が叫んでいた。

気がつくと、カオリに向かって突進して平手で二発。
彼女は大声で泣き叫んだ。

私はそれ訊きながら泣いた。
彼の前に立つと彼はその場に座り込んだ。
「別れよう」私はもう一度言った。「私と会った事は無かった事にすればいい。」

「私は裏切られるのは慣れてるから安心して。」
「昨日生でやってもし子供が出来てもょっちゃんには言わないから安心して。」

そんな事を言ったと思う。

すると彼は私の腕を、身体を掴んだ。
「…ッ触らないで…ッ」
どれくらいの距離をひきづられ泣きながら抵抗したのだろう。
座り込み、彼に起き上がるよう手を掴まれて拒否をした。

彼は二回ほど壁に向かって自分の手を殴っていた。

サイトウが私の前に座り「おう、○○(私の苗字)。泣いてんの解るから顔あげろ」

顔をあげて頭を撫でられた。「お前変わったな」
何が変わったのかは言わなかった。

「なんで…好きじゃないなら(昨日)SEXしたんだろう…」壊れた人形みたいにサイトウに呟いた。
サイトウは彼に「おう○○(彼の苗字)俺はこんな事恥ずかしいなんて思わねぇから訊くけど」

「なんで昨日あいつを抱いたんだ?」
私は答えが訊きたくなくて逃げるようにその場を離れた。

随分と暗くなってきた。
ずるずると座り込むと遠くで三人の姿が見えた。

三人とも逃げた私を見ていたようだ。
ふうとため息をついてもう一度三人の居る方向を見ると、彼が私に近づいてくるのが解った。

怖い…嫌だ!

気がつくと猛スピードで走って屋上の周りを廻っていた。

このままじゃつかまる!

エレベーターを見つけて一階まで降りた。
そのまま女子トイレに逃げ込んで、心臓の音が静かになるのを待った。
いざ屋上に戻る時、自分の顔を鏡で見て泣かないと心に決めてエレベーターに乗り込んだ。

星が輝き始め、屋上に着いた時、サイトウが走って私に近づいた。
「いきなりいなくなるなよ。お前自殺したのかと思ったじゃんか」
私は「死なないよ。死ぬなって言われてるから。」サイトウは苦笑いしてた。

…帰りたい。
もうとにかく疲れて帰りたかった。

カオリも親から電話があり、お互い帰る事になった。
カオリはサイトウに車で家まで送ってもらい、私は彼に送ってもらう事になった。

「駅まででいいから」表情を変えるのが怖く一言そう言った。
彼は「だめだ。絶対家まで送るからね。いい?解ったね?」

車の中で私は色々と思い返していた。
今までの彼の行動や、昨日何故抱かれる時怖さを感じたのかを。
思い返すと、今まであったもやもやとしたものが信じられないぐらいすっきりとクリアになった。

なんだ…そうだったんだ。

家に着くまで私は「うちに着いたら何しようかな…」

何をすればいいかな…
そう呟いていた。

うちに着いてから彼に何度も「別れたくない、許してくれ」

ごめんな…
そう言われた。

そうして、仲直りをしてお互い家に帰った。
彼は車の中から手を振った。
五月一日、二日、三日。

多分丸半年か、一年か分の涙を流しました。

五月一日、カオリとサイトウ、私とょっちゃんとで、泊まりに行きました。
前と同じように、気がつくと私はひとりぼっちにされていました。
その間に、小さな事で喧嘩もしてカオリとサイトウを巻き込んでしまいました。

そのあと、カオリとサイトウがいない間にょっちゃんの財布から見つけたもの。
カオリとょっちゃんが仲良さげに二人だけで写ってるプリクラだった。
…ショックだった。
二人が会ってた事、プリクラを撮ってた事、それを隠されていた事。
なんだか悪い前兆のようにも感じた。

その夜、お互いカップル同士わかれて、ラブホへ。
抱かれる時何故だかょっちゃんが怖かった。
何かいつもと違う。
そう感じたんだと思う。

抱かれる時、どさくさに紛れて、避妊をしてくれなかった。
怖くなった私は、同級生で妊娠して結婚したけど、つい最近流産してしまった話をした。
すると彼は、「じゃあ俺らも流産させるか?」と笑いながら答えられたのだった。

何故そんな事が言えるんだろう?
そう思ったけれどほとんど何も返せなかった。
いつものメンバーで泊まりに行きました。

そして知ったのは、衝撃。

今度は私から(しかも直で)彼に「別れよう。」と言いました。

「ごめん」と連呼する彼。
「許してくれ」と懇願する彼。

「大丈夫だよ」と答えるアタシ。
「今はあなたが好きだよ」とだけ答えた私。

この日記かなり意味不明ですが、まだ随分と混乱してるので、
もう少し落ち着いたら書くかもしれません。

言えるのは無かったであろう「愛のあるSEX」。
言えるのは彼がずるい男の象徴である事。

友達を平手で殴って

お互い泣き喚いて

壊れたのは愛情?

壊れたのは友情?

まだ私の中に残る、「解らない」の束。
昨日は大学の新入生歓迎会で酒飲み放題。

日本酒をコップ一杯。
缶ビールをコップ一杯。
チューハイを三、四杯。
焼酎をチューハイで割ってコップ二、三杯。

飲みすぎて頭フラフラ、足は千鳥足になって、トイレつくまで一苦労。

友達と大爆笑しながら飲んでました。
あんなに飲んだのは初めてで結構気持ちよかった。

帰りは大変だった。
バスで友達と大騒ぎした後、電車では椅子に座れなくて仕方ないから立ってたんだけど、あまりにもフラフラしてて、
立っていられなくなった。。

その場に座り込んだらいつの間にやら眠ってて危うく乗り過ごすトコだった…。

うちに着けば親に絡む絡む(相当迷惑かけました ハイ…)
あまりにもうるさかったので、親に言われて10時半には就寝。

睡眠たっぷりで今日の朝にはスッキリスッキリ。

昨日は楽しい一日でした 笑
人の幸せって羨ましいワ。

昨日まで彼と喧嘩してました。

仲直りしたけど。

とりあえず、彼も忙しいし、私も就職活動中で、

イライラ溜まるので、就職先で内定もらえるまで、連絡はしないコトになりましたワ。

ふー・・

夏前までに就職決まればいいけどサ。

そんなうまくいくかっ!!っていうツッコミは無しでお願いします。 爆
最近やたらと考え事ばかりしてて、夜眠れない。

今月の22日26日にそれぞれの会社説明会に行かなくてはいけない。
どんどん本格的に就職活動が動き出す。
それだけでも十分プレッシャーなのに他に何を考える事があるのか・・。

一日振り返ってみると何を考えてたよく覚えてないのが本当だ。
大まかに覚えているのはやっぱり就職の事と彼氏の事。

それと昔の私と今の私。

なんか疲れすぎてよく解らない。
そんな時に限って彼氏の仕事が忙しくて会えないし。

安らげる時間を作る事が出来ない。

パンク寸前の頭の中。
頑張ってますょー。
学校も始まっちゃいましたしね。

昨日は彼氏に会えました。
久々です。喧嘩してたせいもあって、久々に会うとなんか新鮮?な感じ。

やっと、先月の誕生日のプレゼントをもらいました。
香水です。実際だと4200円もする香水がお店開店セールって事でいちきゅっぱでしたわ。
値段もお手ごろ 笑
かなり満足です 笑

そのあと、何処に行くわけでもなく、2人でドライブしてました。(ただ道を間違えただけだったりする。 爆

夕方人気がなくなった図書館の駐車場でよっちゃんの車をいじいじ。
なんか修理っぽいコトしてたけどよく解んない。

そのあと、いつも通りウチでテレビ観て途中眠気に負けて寝たらなんと朝の5時!

急いで彼は帰って行きました 苦笑

そんで、今日はスリムビューティーハウスの説明会の予約をとってきました!
って言っても、パソコンでカチコチやっただけなんですけどね。
5月頃に行く予定でっす。
どぅなる事やら…。
他にも色々就職活動したりしてます。来年には社会人ですよ…。

やっぱり就職はしたくない想いはデカイ。
とりあえず、仲直りしました。

・・・。色々疑問は残ったまんまですけどね(−−

10日には会う予定。

泊まりに行ってから2週間ぶりくらいかな?

とりあえず、会える・・・らしいですわ。

また一人ぼっちにはされないかしら?大丈夫かなぁ。。(−−
最近恋愛話ばっかですね。
今日もその恋愛話をしようかと思います。

ぶっちゃけ言うと、本気で別れたほうがいいのかなと思うようになりました。

理由をあげれば多分びっくりするくらいあるけれど、
一番の理由は彼を「信じる事」「期待する事」が出来なくなったから。

信じようとしても無理。
期待しても裏切られるだけと思うようになった。

それだけ…。

なんかもう疲れた。

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