昨日、トシフミはお通夜に行った。

…。
友達のお子さんが亡くなったそうだ。
産まれて2日の命だった。

友達はトシフミの前で泣き崩れてしまったそうだ。
今日はお葬式。

亡くなった子は本当に愛されてたんだろうと想う。

一つ此処でお話。
赤ん坊は産まれる前に神様に自分の寿命を知らされます。

「それでも貴方はいくのですか?」
「ハイ。パパとママに会いたいです」

そう言って誕生するそうです。
これはある雑誌の漫画の投稿作品の中に載っていた話です。

だから…
ただの慰めにしかならないかもしれないけれど、
たったの二日間でも幸せだったんじゃないかな。。

パパとママに会えたんだもの。
そういう考えはやっぱり他人の言葉になってしまうのかな。。

そして、何故か。
今日バイト中漠然と子供が欲しくなった。

そんな事考える自体、無謀と言うか…なんというかって
感じなんだけど。

だって私は学生。トシフミは今、現状でいっぱいいっぱい。
なのにそんな考えが浮かんだのは…何故だろう。

トシフミと付き合い始めた頃、
私にはヨシの子の妊娠疑惑があった。

「それでも産ませる。おろさせない。絶対に」
そう言ったのは、言ってくれたのは、トシフミだった。

自分が父親になるとまでとれる言葉さえはっきりと言ってくれた。

今…もしも妊娠していたら、妊娠したら、
きっと私は迷うだろう。

それでも欲しいと、子供が欲しいと想ったのは、
やはり矛盾してる。

トシフミに「子供欲しい」って言ったら、
どんな反応をするだろう?

笑って誤魔化すだろうか?
それとも真剣に訊いてくれるだろうか?

トシフミはいつも冗談で
「子供つくるか」ってみんなの前で、私の前で言う。

私はトシフミに「何言ってんの」って
笑って誤魔化してしまっている。

子供を妊娠する…。
子供を産む…。

すごく素敵ですごく大切なこと。…

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