今日実家に帰った。
トシフミのお爺ちゃんの事が頭をグルグルさせていた。

私のお爺ちゃんは幼稚園か小学生ぐらいの頃に亡くなった。
今居るのはお婆ちゃんだけ―。

今のトシフミの状況に置き換えたら、
涙が溢れてきた。

お婆ちゃんが居なくなったら…
考えたくない事だった。

トシフミの気持ちが痛いほど解る気がした。
外で泣けるだけ泣いた。

ただトシフミのお爺ちゃんの無事を祈らずにはいられなかった。

家に帰ってから、
友達とトシフミの話をした。

本人を目の前にすると言えない事がスラスラと友達には言えた。

「なんでこういう事トシにはちゃんと言えないんだろ…」
そう思った。

友達が帰った後、意を決してトシに電話をした。
最初はうまく言葉が出てこなくて
「黙る為に俺に電話してきた訳?」とか言われた。

どうにかして心を吐き出すように自分の思いをぶつけた。
トシは黙って訊いてた。

「ヒトミがそう思ってくれてた事嬉しいよ」
まだ何か言いたりなさが残っていたけど、そう言われてほっとした。

どことなく仲直り。
「爺ちゃんの事で気が動転してて、あんな事言ってごめんな」
                        ―大丈夫だよ。

だって私は貴方の傍に居たいから、
だから大丈夫だよ。

大好きだよ。
愛しているよ。

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