記憶を辿ってみると去年の大晦日、
トシに(石ちゃん、ヒロちゃん皆にね)初めて逢った。

元彼、ヨシと初めて迎えた大晦日でもあった。
逢ってすぐ、カッコイイ人だなぁと思った。

それと漠然と感じたのは
「この人(トシ)の彼女はきっとすごく幸せなんだろうな」という気持ち。

その時はまだトシにも彼女が居ると訊かされていたので、
それ以上の気持ちはなかった。

それから何度か元彼とのデートで、
トシとも友達として何度か(てかほとんど毎回のデート)で会っていた。

でもその時は、まだ「ヨシの彼女さん」って呼ばれてた。
てゆっか、私の名前すらトシは知らなかった。

少しずつ、トシに対しての憧れが出てきていた。
二月、三月頃、元彼に対しての不満がピークになっていた頃でもあった。

憧れ、それは言動として出ていた。
大学の友達にどれだけトシがいい人かを話していたら、

「そんなにその人がいいなら、
 彼氏やめてその人に乗り換えちゃえば?」

なんて言われるぐらいになっていた。

ヨシが好きだった。
トシは憧れ以上好きな人未満みたいな気持ちがあったのかもしれない。

そんな気持ちを抱えながら、四月、五月に入っていった。
ヨシの行動があからさまになってきた時だった。

事件発覚。
ヨシと別れ、私はただ無性にトシに逢いたかった。

「友達に戻ろう」私はヨシにそう言った。

ヨシがまだ好きな気持ちとトシに逢いたい気持ちがあった。
何故その時、トシに逢いたくなったのか解らない。

もしかしたら、その時にはヨシに対する気持ちはもうすでに、
なかったのかもしれない。

事件の解決に結びつく事になったあの日、
私はヨシと二人で会っていた。

いつものゲーセン、
ゲームをする気にもなれず二人車の中でウダウダしていた。

偶然、いつものメンバーもゲーセンにきた。
「あっ」そこにトシも居た。

その日に、事件の相談をみんなにした。
それは、事件の解決の糸口になった。

それから、「何かあったら俺にメールして」とトシとメアド、ケー番を交換した。

その夜、さっそくゴタゴタがあって、
トシとメール。と電話。隣にはヨシが寝ていた。

トシと電話で話してる時は、なんだか心が落ち着いた。
途中、多分この時トシは冗談のつもりで言ったんだろうな。

「俺、ヒトミちゃんに告られたら即OKしちゃうけどな」
「んー…」
「ん?どした?」
「私もトシ君だったら付き合いたいな」

元彼(ヨシ)が寝てると思ってよく私もすごい事言ったもんだ。告白同然ですよ。
しかもヨシのやつ狸寝入りだったらしく、
しっかりこの会話訊いてたし。

「じゃあこの事(事件)が解決したら、答え出すよ」

それからトシは悩んで、結果を出してくれた。
答えはOKだった。

トシに初めて逢ってから半年以上。
好きになった理由なんて、よく解らない。

憧れがいつ好きに変わったかなんて、
自分自身よく解ってないもの。

ただ、今言えるのは…

ずっと好意を持っていた事だけは確かってことかな。

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