十六日の深夜。
サイトウから告白された私。
吃驚して、考えさせてくれとだけ私は答えた。
(結果的には「友達がいい」と答えを出しました。)
十七日の昼。
学校に行く途中マックで食事中、ヨシからメール。
サイトウから送られてきたというメール。
カオリが前にサイトウに送ったメールをわざわざヨシに転送してきたようだ。
意味が解らなかった。
サイトウに訊くと間違ってヨシにあのメールを転送したとの事。
夕方、今度は電話、またヨシからだった。
またサイトウからメールがきたとかでその内容を転送してもらった。
また意味が解らなくなった。
私を好きだと告ってきたサイトウがヨシに送ったメール。
今まで溜まっていた鬱憤(うっぷん)をはらすかのようなメール。
これってまだカオリを好きって事じゃないの?
とにかく私はサイトウに告白の答えを言いたくて電話をした。
「サイトウ?あのさ告白の返事なんだけど…」
友達のままがいい。そう伝えるとサイトウは言った。
「そんな気がしてた。まあ今の俺の望みは安楽死だけどね」
???安楽死???
意味が解らなかった。「何を言ってるの?」
サイトウは笑ってた。
その後サイトウは「親父迎えにいくからまたあとで」
そう言って電話を切った。
私はすぐにヨシに電話をした。
ヨシは電話で夕方話してくれた事とは別のもう一つの事実を教えてくれた。
それはヨシの家電に無言電話がかかってくるという事。
ナンバーデスプレイがない分、誰がかけてきてるのか解らない。
私はサイトウしかいないと思った。
他に考えられる人間はいない。
私はサイトウが解らなくなった。
私を好きなんだと言いながら、ヨシに送るメールは異常だ。
カオリをまだ諦めずにいるとしか考えられない。
ヨシは無言電話とサイトウからのメールのせいで仕事も思うように進まない。
私が信用していたサイトウは其処にはもういない気がした。
ヨシが言ってる事が事実なら、
私に告った言葉はなんだったんだ?
ヨシが嘘をついてるようにも思えない。
だって嘘をつく必要はもう無い筈だもの。
ヨシの傍にはもうカオリがいるんだから。
何も信じられなくなりそうで私は相談の電話をした。
私が信頼出来る人に。
どれくらい話したかはよく憶えてない。
ただ、その時に気づいたのは、もう私は限界だったって事。
もうとうに超えていた我慢が溢れ出した。
そうか…私限界だったんだ。
やっと気づいたような気がした。
電話を切り気分を落ち着かせ、深夜一時過ぎ就寝。
朝、眼が覚めてから誰からも連絡がなかった。
少しホッとしたような…何か悪い前兆のような気もした。
それから友達と会って話をした。
其処で出た私の結論。
とにかく、自分から連絡を取らない事。
でもサイトウの事はまだ気にかかるので、サイトウの母親には連絡を一度入れる事。
それでとにかく待つ事にした。
サイトウから告白された私。
吃驚して、考えさせてくれとだけ私は答えた。
(結果的には「友達がいい」と答えを出しました。)
十七日の昼。
学校に行く途中マックで食事中、ヨシからメール。
サイトウから送られてきたというメール。
カオリが前にサイトウに送ったメールをわざわざヨシに転送してきたようだ。
意味が解らなかった。
サイトウに訊くと間違ってヨシにあのメールを転送したとの事。
夕方、今度は電話、またヨシからだった。
またサイトウからメールがきたとかでその内容を転送してもらった。
また意味が解らなくなった。
私を好きだと告ってきたサイトウがヨシに送ったメール。
今まで溜まっていた鬱憤(うっぷん)をはらすかのようなメール。
これってまだカオリを好きって事じゃないの?
とにかく私はサイトウに告白の答えを言いたくて電話をした。
「サイトウ?あのさ告白の返事なんだけど…」
友達のままがいい。そう伝えるとサイトウは言った。
「そんな気がしてた。まあ今の俺の望みは安楽死だけどね」
???安楽死???
意味が解らなかった。「何を言ってるの?」
サイトウは笑ってた。
その後サイトウは「親父迎えにいくからまたあとで」
そう言って電話を切った。
私はすぐにヨシに電話をした。
ヨシは電話で夕方話してくれた事とは別のもう一つの事実を教えてくれた。
それはヨシの家電に無言電話がかかってくるという事。
ナンバーデスプレイがない分、誰がかけてきてるのか解らない。
私はサイトウしかいないと思った。
他に考えられる人間はいない。
私はサイトウが解らなくなった。
私を好きなんだと言いながら、ヨシに送るメールは異常だ。
カオリをまだ諦めずにいるとしか考えられない。
ヨシは無言電話とサイトウからのメールのせいで仕事も思うように進まない。
私が信用していたサイトウは其処にはもういない気がした。
ヨシが言ってる事が事実なら、
私に告った言葉はなんだったんだ?
ヨシが嘘をついてるようにも思えない。
だって嘘をつく必要はもう無い筈だもの。
ヨシの傍にはもうカオリがいるんだから。
何も信じられなくなりそうで私は相談の電話をした。
私が信頼出来る人に。
どれくらい話したかはよく憶えてない。
ただ、その時に気づいたのは、もう私は限界だったって事。
もうとうに超えていた我慢が溢れ出した。
そうか…私限界だったんだ。
やっと気づいたような気がした。
電話を切り気分を落ち着かせ、深夜一時過ぎ就寝。
朝、眼が覚めてから誰からも連絡がなかった。
少しホッとしたような…何か悪い前兆のような気もした。
それから友達と会って話をした。
其処で出た私の結論。
とにかく、自分から連絡を取らない事。
でもサイトウの事はまだ気にかかるので、サイトウの母親には連絡を一度入れる事。
それでとにかく待つ事にした。
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